サムスン電子で働く女性のための インスピレーションとエンパワーメント ~多様性、公平性、包括性がイノベーション推進に与える影響~

2023/03/07
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※サムスン電子(韓国本社)配信のコンテンツを翻訳した内容です。

 

サムスン電子(韓国本社、以下Samsung)は、多様性、公平性、包括性(DEI)を尊重する企業文化が継続的なイノベーションのために不可欠であると考えています。3月8日の国際女性デーを記念して、当社は女性社員にプラットフォームを提供し、企業としてどのように公平性を提供していくのかを明示しました。

テクノロジーとイノベーションのグローバルリーダーとして、Samsungは模範を示し、職場におけるすべての女性のエンパワーメントと男女平等を提唱することを目指しています。さらに調査によると、DEIに優れた職場は社員の主体性の向上、人材の定着、財務業績の向上など、企業にとってより良い結果をもたらすことが明らかになっています。

 

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▲ (左から)サムスン電子Corporate VP兼Head of Group/Procurement Group 2のClara Han、サムスン・オースティン・セミコンダクターのMegan Detwiler、Samsung R&Dインスティテュート・インディア・バンガロール (SRI-B)のManavi Pathak、サムスン電子イギリス(UK)のAdam Eaglefield、サムスン電子メキシコのMaria Fernanda Gonzalez

 

世界的な祝日を記念して、Samsung Newsroomはアジア、北米、ヨーロッパ、南西アジア、中南米の社員と対談し、各エリアのDEI文化についての見解を共有しました。すべての社員のために安全で包括的な職場環境を提供する取り組みの詳細については、以下のインタビューをご覧ください。

 

 

オープンなコミュニケーションで女性を支える女性たち

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SamsungのVisual Display部門の調達責任者であるClara Hanは、小学生の2人の子どもを持つワーキングマザーでもあります。

 

「現在、男性が育児に参加する動きが高まっていますが、女性にとっては子どもを持つことと、キャリアを築き、継続することの両立は依然として難しい現状にあります。そのためにSamsungは性別、国籍、年齢に関係なく、社員が認められ、成長できる企業文化を作る努力を続けています。私たちは、誰もが同じ機会と公正な評価を受け、あらゆる状況で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、グループメンバーそれぞれが個人の違いを理解し、認める環境を作ろうとしています。社員すべての声が重要であり、すべての意見に耳を傾ける姿勢を持つことは、仕事の効率とパフォーマンスに寄与するのです。」

 

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SamsungのエンジニアであるMegan Detwilerは、サムスン・オースティン・セミコンダクターに入社して間もなく、Women in Technology at SamsungWITS)に参加するようになりました。MeganWITSの中で、DEIに対する社員の意識を高めるための様々なキャンペーンを実施しています。WITSには、業界会議、授業、月例会議など、女性のための専門能力開発の機会が用意されています。

 

WITSの業界会議、授業、月例ミーティングなど、女性のための専門能力開発の機会も素晴らしいと感じている一方で、彼女にとってこのプログラムで最もやりがいのある部分は、コミュニティの意識でした。

 

WITSを通じて、私は会社のあらゆる側面の人々とつながることができました。技術的、非技術的な役割の人々、技術者や専門家から副社長まで、あらゆるレベルのリーダーシップの人々と出会うことができました。Samsungの社員、特にWITSに参加している社員は、ここで成功するだけでなく真に成長し、繁栄していくための土台作りに投資をしています。WITSのおかげで自分の声を見つけることができ、自信が持てるだけでなく、他の女性の声を広げていく勇気を持つこともできました。」

 

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Samsung R&D インスティテュート・インディア・バンガロール(SRI-B)の学習・組織開発責任者であるManavi Pathakは、Samsung女性加速ネットワーク(SWAN)のメンバーとしても活躍しています。彼女は、インクルーシブな職場がそこで働く女性のニーズをうまく満たしていることを強調し、SamsungDEIイニシアチブと文化が女性を成功に導いていることを強調しました。

 

「女性自身が仕事により多くを求めるようになっています。Samsung R&D インスティテュート・インディア・バンガロールでは、女性のリーダーシップ開発プログラム、多様な雇用目標、託児所対策、特別休暇、フレキシブルなスケジュールなどがあり、これらすべてが私の専門的な成長をサポートし、サムスン・リサーチの他の女性社員のキャリアもサポートしてきました。また、COVID-19による危機は、私たちの働き方を再構築しました。より多くの女性が、社員のウェルビーイング、多様性、公平性、包括性を含め、文化の変化や職場の柔軟性の向上を優先する企業で働きたいと思っています。この瞬間に立ち上がる企業は、女性リーダーを惹きつけ、維持することができると思います。」

 

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サムスン電子イギリス(UK)のエンゲージメント・チーム・マネージャーであるAdam Eaglefieldは、Women @Samsung ERGとそのMale Alliesチームのメンバーでもあります。このチームでは女性の才能を伸ばすためのメンターシップやネットワーキング・プログラムを運営しています。DEIを実現するために最も重要なのは、女性の意見に耳を傾けるだけでなく、無意識の偏見を打ち破り、互いの立場を理解することだとAdamは言います。

 

「どんな活動や運動においても、協力関係は基本です。男性の協力者は、女性を上層部の管理職にすることや、日常の会議の中で女性の意見が聞き入れられることなど、ビジネスや産業のあらゆる側面において女性を擁護することができます。協力者として、私は女性の経験、不満、情熱、願望に積極的に耳を傾けるようにしています。私たちは他者の視点と自分自身の権利と無意識にもってしまう偏見についてより学ぶ必要があり、そして最も重要なことは、前向きな方法で行動するために団結することなのです。」

 

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サムスン電子メキシコの広報・コミュニケーション担当シニア・マネージャーであるMaria Fernanda Gonzalezは、ウーマン・アット・サムスン(SEM-S)のメンバーでもあります。彼女は、積極的に女性に力を与え、平等を受け入れる会社で働くことを評価する理由について語りました。

 

Samsungは、リーダーシップを発揮して成長する機会を与えてくれるだけでなく、目標を達成するための手段を与え、私をサポートしてくれました。私は、他のチームメンバーの成長にも貢献し、チームに寄り添う一員となることができました。次世代の女性たちを鼓舞できるような強力な女性リーダーが増えれば、テクノロジー業界の男女格差を縮小できると確信しています。」

 

 

ランチトーク&ワンテーブル
職場における女性の経験を改善するため、社員のフィードバックを収集

誰もが楽しく働ける職場環境を作るため、Samsungは毎年、国際女性デー、国際障害者デー、対話と発展のための文化多様性世界デーなど、特別なDEIデーを祝うイベントやキャンペーンを世界中の社員を対象に開催しています。昨年の国際女性デーには、当社の経営陣と女性幹部がランチトークミーティングを開き、DEIを改善する方法について話し合いました。また、女性開発者やワーキングマザーなど、女性社員が直面する悩みを聞き、女性のリーダーシップを育む方法について話し合うため、Jong-Hee Han副会長主催のワンテーブルイベントを開催しました。

 

そこで議論されたアイデアは、DEI事務局に届けられ、組織運営に反映されます。参加者と各組織のリーダーは、Samsungが一貫して男女共同参画に取り組むにはどうすればよいかを話し合い、社員のマインドセットからダイバーシティ(多様性)、エクイティ(公平性)、インクルージョン(包括性)のための体系的な改善まで、様々な意見を経営陣に提案しています。

 

 

Global Women’s Week:ダイバーシティ、インクルージョン、ジェンダー平等を祝う

国際女性デーを記念し、Jong-Hee Han副会長と代表取締役社長兼CEOのKye Hyun Kyungが、DX事業部の全社員に向けて男女平等とDEIの重要性を強調するメッセージを発信しました。Han副会長は、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンの価値を強調し、「様々な背景を持つすべての社員が組織の一員であると感じられる組織文化を形成するために努力します。」と決意を述べました。また、「社員が機会均等を通じて潜在能力を十分に発揮できるようにします。」という目標も強調しました。

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▲ Samsungは、世界中の女性役員と従業員を対象に、ネットワーキングとキャリア開発のためのフォーラムやプログラムを毎年開催しています

 

DEIに関心を持つ世界中のSamsung役員および社員約5,000人が、ネットワーキングやメンタリングから教育まで、あらゆるサービスを提供するSamsungの33のERGに積極的に参加しています。これらのグループは、Samsungの社員の経験を向上させるだけでなく、ボランティア活動や地域社会への貢献にも力を入れています。その中でも、大規模な女性ERGは、女性幹部や社員のネットワーキングやキャリア開発のためのプログラムを運営し、職場における女性の活躍、能力強化に努めています。

 

One Family Councilは、2017年から毎年、Suwonデジタルシティで低所得家庭の若い女性のためのチャリティーイベント「ピンクボックス」を開催しています。昨年は、DIYキーホルダー、女性用のアイテム、励ましのメッセージが入った「ピンクボックス」が100人のティーンエイジャーに届けられました。

 

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▲Samsungは毎年、恵まれない10代の女性たちの健やかな成長を願い、女性用のアイテムなどが入った「ピンク・ボックス」を届けています

 

国際女性デーの週には、海外地域本社でも女性社員とのミーティング、外部講師を招いたDEIウェビナー、パネルディスカッションを開催するほか、女性社員向けの休暇やプレゼント贈呈イベントなどを実施しています。

 

Samsungは、職場という枠を超え、社員の可能性を引き出し、成長を促す空間づくりに取り組み続けています。社員と会社が共に成長できる組織作りを目指すSamsungの動きは、より良い未来への歩みを加速させています。

コーポレート > 企業文化

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