モバイル革新の次世代を具現化、「Samsung Galaxy Z TriFold」登場
独自の三つ折り構造のディスプレイにより、スマートフォン市場最も高い没入感を実現
~ ウルトラクラスの性能をさらに進化させ、モバイルワークからシネマティックビュー体験まで、究極の生産性を実現 ~
サムスン電子(韓国本社、以下Samsung)は本日、「Samsung Galaxy Z TriFold」を発表し、モバイルAI時代における新たなフォームファクターでのリーダーシップを一段と強化しました。折りたたみスマートフォンで10年にわたり革新を積み重ねてきたSamsungは、マルチフォールディングデザインの特性に最適化された最先端の折りたたみ技術を「Samsung Galaxy Z TriFold」に搭載しています。スリムな筐体は、高性能なプレミアムスマートフォンの携帯性と、左右に開くと生産性やシネマティックビュー体験を大きく向上させる没入感あふれる10インチのディスプレイ※¹が現れ、これまでのフォームファクターでは実現できなかった、最高峰のモバイル体験を提供します。
※1 カバー画面のサイズは、対角で測定した場合、完全な長方形とした場合で 10.0 インチです。角の丸みを考慮すると 9.9 インチとなります。角の丸みおよびカメラホールにより、実際の表示可能領域は対角線測定値より小さくなります。

サムスン電子代表理事、CEO兼DX(デバイスエクスペリエンス)部門長のTM Rhoは「Samsungは新しい可能性を探求し続け、その努力がモバイル体験の未来を形づくっています。折りたたみスマートフォンのフォームファクターにおける長年の革新によって、『Samsung Galaxy Z TriFold』は携帯性・プレミアム性・生産性の完璧なバランスを一台で実現するという、モバイル業界が長く抱えてきた課題をついに解決しました。『Samsung Galaxy Z TriFold』は、モバイルワークや、創造性、コミュニケーションの可能性を大きく広げます。」と話しました。
長年にわたるモバイルの知見で未来を創造する
Samsungは、大画面のデバイスや折りたたみのフォームファクター、モバイルデバイスにおける AI 活用など、数々の新しいカテゴリと体験を切り拓き、長年にわたりモバイル業界をけん引してきました。こうした様々な革新は、常にユーザーを中心に据えて生み出されています。最先端の研究開発、エンドツーエンドの製造体制、そして徹底した品質管理に支えられた 「Samsung Galaxy Z TriFold」は、携帯性を損なうことなく最大限のパフォーマンスを発揮するという、Samsungが提案する新たなスマートフォンの基準の確立を示しています。
Samsungの研究開発および設計プロセスにおいて革新、ユーザーがデバイスをどのように使用しているかを理解することで、生み出されます。折りたたみスマートフォンのカテゴリにおいて10 年にわたり革新を重ねてきたSamsungの知見は、「Samsung Galaxy Z TriFold」独自のマルチフォールディングフォームファクターにも反映されており、メインディスプレイを保護するinward-folding構造を採用しています。スムーズな開閉を実現するために精密に設計されており、不適切な折りたたみ方を検知すると、画面上の通知や振動で知らせる自動アラーム機能も備えています。あらゆるディテールが緻密且つ意図的に設計され、直感的で使いやすいユーザー体験を提供します。
最薄部わずか3.9mm※²の「Samsung Galaxy Z TriFold」は、Samsung Galaxy向けに最適化されたチップセットSnapdragon® 8 Elite for Galaxy※³、2億画素カメラ※⁴、そしてSamsungの折りたたみスマートフォンシリーズ史上最大のバッテリーを搭載し、フラッグシップレベルのパフォーマンスを発揮します。5,600mAhの3セルバッテリーシステム※⁵を各パネルに配置することで、電力供給の最適化と一日中持続可能なバッテリー性能を実現します。さらに45W超急速充電※⁶に対応し、「Samsung Galaxy Z TriFold」はストリーミング、クリエイティブ作業、ビジネスなど、あらゆる場面で高いパフォーマンスを維持します。
※2 展開時の厚さには、メイン画面のフレームおよび出荷時に貼付されている保護フィルムは含まれません。厚さはおよそ、SIM トレー側の画面が3.9mm、センター画面が4.2mm、サイドボタン側の画面が4.0mmです。
※3 Snapdragonは、Qualcomm Technologies, Inc.およびその子会社の製品です。Snapdragonは、Qualcomm Incorporatedの登録商標です。
※4 アダプティブピクセルセンサーにより、光学相当ズームが可能です。2倍の距離まで光学相当のズーム撮影を実現します。
※5 標準値は第三者の研究所の条件下で試験されたものです。標準値とは、IEC 61960規格に基づく試験でのバッテリーサンプル間の容量偏差を考慮した、推定平均値です。「Samsung Galaxy Z TriFold」の定格容量は5,437mAh です。実際のバッテリー駆動時間は、ネットワーク環境や使用状況、その他の要因によって異なる場合があります。
※6 有線充電はQC2.0およびAFCに対応しています。45Wトラベルアダプターを使用し、バッテリー残量0%、すべてのサービス・機能・画面をオフにした状態で実施した Samsung内部ラボテ試験結果に基づきます。実際の充電速度は、使用状況や充電環境、その他の要因により異なる場合があります。ワイヤレス充電はWPCに対応しています。ワイヤレスバッテリー共有は、Samsung Galaxy Z Fold7|Z Flip7、S25シリーズ、Z Fold6|Z Flip6、S24シリーズ、Z Fold5|Z Flip5、S23 シリーズ、Z Fold4|Z Flip4、S22シリーズ、Z Fold3 5G|Z Flip3 5G、S21 FE 5G、S21シリーズ、Z Fold2、Note20シリーズ、S20シリーズ、Z Flip、Note10シリーズ、S10シリーズ、S9シリーズ、S8シリーズ、S7シリーズ、S6シリーズ、Note9、Note8、Note FE、Note5など、WPC Qi規格のワイヤレス充電に対応したSamsung製または他社製スマートフォンに使用できます。また、Samsung Galaxy Buds2 Pro、Buds2、Buds Pro、Buds Live、Watch6、Watch6 Classic、Watch5、Watch5 Pro、Watch4、Watch4 Classic、Watch3、Watch Active2、Watch Active、Gear Sport、Gear S3、Galaxy Watch、Galaxy Buds などのウェアラブル製品にも対応しています。一部のアクセサリやカバー、他社製デバイスでは動作しない場合があります。ネットワーク環境によっては、通話の受信状態やデータサービスに影響を与える可能性があります。

薄型で携帯性に優れたフレームにウルトラクラスな性能を収めるためには、コアとなる折りたたみ技術の徹底した最適化が求められました。構造設計から品質保証に至るまで、あらゆる要素に細心の注意を払い、革新性と信頼性を追求しています。
- Samsung史上最も先進的なヒンジ:折りたたみスマートフォンで培ってきた革新的な技術を基盤に、Armor FlexHingeをさらに進化させ「Samsung Galaxy Z TriFold」に最適化されました。サイズの異なる2つのヒンジをデュアルレール構造で組み合わせることで、デバイス全体の重量や内部構成が異なる部分でも、より滑らかで安定した開閉動作を実現します。さらに、このヒンジにより、ディスプレイパネル同士がほぼ隙間なくしっかりと接合されるため、より薄く、携帯性に優れたデバイスを実現しています。
- 構造を一新した折りたたみディスプレイ:「Samsung Galaxy Z TriFold」には、10インチの画面を3つ折りにしてポケットに収めるために開発された新たなディスプレイ技術を採用しています。デュアルフォールド構造に求められる耐久性を確保するため、衝撃吸収層の上に強化オーバーコートを加えることで、ディスプレイ全体の耐衝撃性と耐久性を一段と向上させています。
- 外装に採用された先進素材:チタン製のヒンジ部は、折りたたみ構造を保護し、長期間の使用に耐える摩耗への耐性を高めるために、薄型の金属パーツを採用しています。デバイスのフレームには、高強度ながら過度な重量増を防ぐ Advanced Armor Aluminum※⁷を用いることで、優れた薄さと剛性と軽量を両立させています。このフレーム設計により、折りたたみ時にスクリーン同士が接触することを防ぎ、さらにセラミックガラス繊維強化ポリマー製のバックパネルが、薄さを維持しつつひび割れへの耐性を高めています。
※7 フレームにはボリュームキー、サイドキー、SIMトレイ、カメラレンズ筒部分は含まれていません。
- すべてのデバイスに最高水準の品質検査を実施:デバイスはすべて、緻密な設計要件を満たすために、繰り返し複数の厳格な品質検査実施しています。例えば、フレキシブルプリント基板(FPCB)には CTスキャンを行い、設計どおりに正確に製造されていることを確認したうえで、他のディスプレイ内部コンポーネントとの接合工程に進みます。さらに、レーザースキャンによって内部コンポーネントが設計上の高さに正確に実装されているかを検証し、外装表面の品質を確保しています。
デザインの革新性、卓越した技術、高品質へのこだわりを通じ、すべてのデバイスは最高のユーザー体験を提供するために構築されています。
大画面が実現する、Samsung史上最も多機能なAIフォン
「Samsung Galaxy Z TriFold」は、Samsung Galaxyスマートフォン史上最大となる10インチディスプレイに最適化された高性能な体験により、生産性を一段と高めます。そのダイナミックなデザインにインスピレーションを与え、パワフルかつ多機能であり、現代のAI 時代に求められる柔軟性を備えています。
「Samsung Galaxy Z TriFold」を開くと、6.5 インチのスマートフォン3台分相当のレイアウトで動作する10 インチの大画面で、日常のあらゆるシーンでマルチタスクがさらに快適になります。縦長のアプリ3つを横並びで同時に操作したり、マルチウィンドウでアプリサイズを調整して重要な情報を見やすく表示したり、文書チェックの際には画面を縦向きにして集中して作業することも可能です。例えば、新居の設計プランを作成する建築家の場合を考えてみましょう。大画面を活用して、図面の確認、提案書作成、寸法計算を 大画面で同時に進められます。さらに、急な電話が入っても表示された画面を崩すことなく応答でき、作業の流れが途切れません。作業に戻る際もタスクバーから最近使ったアプリをすぐに呼び出し、ワンタップで元の作業環境を表示できます。また、「マイファイル」や「Samsung Health」などの馴染みのあるアプリも大画面向けに最適化されており、情報整理や必要な情報がひと目で把握できるようになります。

大画面の生産性を最大限に引き出すため、「Samsung Galaxy Z TriFold」 はスマートフォンとして初めてタブレット版のSamsung DeX※8に対応しました。これにより、ほぼどこからでも本格的な作業環境を構築できます。クイック設定パネルから Samsung DeX を選択すると、最大 4つのワークスペースを利用でき、それぞれで最大 5つのアプリを同時に実行でき、Samsung Galaxy 史上最も高度なワーク環境が立ち上がります。例えば、1つ目のワークスペースで会議資料を編集し、別のワークスペースに素早く切り替えて友人とのチャットやオンラインショッピングを行うなどスムーズな操作が可能です。さらに作業効率を高めたい場合は、拡張モードで外部モニターをサブ画面として追加し、シームレスなデュアルスクリーン体験を実現できます。
また、ユーザーはアプリを画面間でドラッグ&ドロップしたり、デスクトップのように両画面で作業するなど、より効率的なワークフローが可能です。加えて、Bluetooth マウスやキーボードを接続すれば、複雑な作業やクリエイティブワークにも対応する究極のポータブルワークステーションが完成します。
※8 一部のアプリは Samsung DeX で動作しない場合や、別途ライセンス(有料)が必要な場合があります。以下の機能はAndroid 16以上が必要です。Samsung DeXのドラッグ&ドロップ起動、マルチデスクトップ、拡張モード。Samsung DeXのワイヤレス接続はAndroidスマートフォンの画面ミラーリング(Miracast)のみ対応するテレビでサポートされています。テレビの仕様やWi-Fi環境によって性能に差異が生じる可能性があります。2019年以降に発売されたSamsungスマートテレビの使用をおすすめします。
「Samsung Galaxy Z TriFold」 は、細部まで卓越性を追求して設計しており、Galaxy AI※9によってこれらの機能は大画面での操作性がさらに直感的かつ高度に進化します。生成AI編集やAIスケッチなどのフォトアシスト機能は、大画面向けに最適化されたGalaxy AIの柔軟性と強力な処理能力を活かし、Samsung 史上最も多彩なクリエイティブプラットフォームとして、撮影から編集までの体験を一段と広げます。編集前後の画像も並べて簡単に比較できます。ウェブアシスト機能では、ウェブページ上で瞬時に要約や翻訳を提示し、Samsungブラウザの利便性をよりスマートで効率的にサポートします。
※9 特定のAI機能を使用するにはSamsungアカウントのログインが必要な場合があります。SamsungはAI機能によって提供される出力の正確性、完全性、信頼性について、いかなる約束、保証も行いません。Galaxy AI機能の利用可否は地域/国、OS/One UIのバージョン、モデル、キャリアによって異なる場合があります。
「Samsung Galaxy Z TriFold」 の Gemini Liveには、ユーザーが「見ているもの」「話していること」「行動」を理解するマルチモーダルAI が強化されており、アプリを切り替えることなく文脈に応じた質問を話し、すぐに回答を得ることが可能です。さらに、大画面を活かしてインテリアのアドバイスを受けることなども可能です。部屋の写真、ショッピングサイト、色見本を見せるだけで、カスタマイズされた最適な提案が表示されます。また、Gemini Liveの画面またはカメラ共有を使えば、表示中の内容について質問するだけでリアルタイムのサポートが得られ、必要な情報を1台のデバイスで完結できます。
ポケットに収まる、シネマ級の没入体験
「Samsung Galaxy Z TriFold」独自のフォームファクターは、創作やマルチタスクの幅を広げるだけでなく、写真や動画を高品質で楽しむための理想的な映像環境も実現します。
携帯性と没入感を両立する設計により、10インチの大画面で映画やドラマに引き込まれるような体験を提供します。YouTubeでは動画を見ながらコメントを同時に確認でき、長時間の没入視聴が可能です。折り目は目立ちにくく、映像は途切れのない滑らかさを維持。視聴後にディスプレイを閉じれば、スリムな形状でポケットにもすっと収まります。

Samsungが長年培ってきたディスプレイ技術を活かし、Dynamic 2X AMOLEDのカバー画面は最大120Hz のリフレッシュレート※10に対応し、なめらかな映像体験を実現します。「Samsung Galaxy Z TriFold」 は、開いた状態でも、閉じた状態でも高い視認性を確保し、カバー画面は最大 2,600nits、メインディスプレイは 1,600nitsの明るさを誇ります。さらにビジョンブースターが周囲の明るさに応じて色味やコントラストを最適化することで、あらゆる映像や写真が鮮やかに際立ち、より深い没入体験を提供します。
発売情報
「Samsung Galaxy Z TriFold」は、2025年12月12日に韓国で発売され、その後、中国、台湾、シンガポール、アラブ首長国連邦、米国など世界各国へ順次展開される予定です。発売時には、各国の一部販売店で実機を体験できるほか、製品の魅力をより深く理解いただける店頭サポートも提供します。詳しくは、Samsung Newsroom、Samsungmobilepress.com、または samsung.comをご覧ください。
「Samsung Galaxy Z TriFold」 をご購入いただいたお客様は、Google AI Proを6か月間無料でご利用いただけます。Veo3 を活用した動画生成をはじめ、Geminiアプリの高度な機能にアクセスできるほか、2TBの安全なクラウドストレージ※11もご利用可能です。さらに安心してお使いいただくためにSamsungは 「Samsung Galaxy Z TriFold」購入者限定で ディスプレイ修理特典を提供します。本特典ではディスプレイ修理費用を1回限り50%割引で受けることができ、より安心してお使いいただけます。※12
※11 GeminiはGoogle LLCの商標です。利用規約が適用されます。ご登録いただくことで、Google One、AI クレジット、各種特典に関する利用規約に同意したものとみなされます。特典の提供は2026年7月20日までです。ご利用は18歳以上の方に限られます。トライアル終了後は、事前に解約されない限り、Google Oneの月額料金 $19.99(価格は米国基準に基づき、国によって異なる場合があります) が請求されます。解約はいつでも可能です。デバイスを返品した場合、サブスクリプションが終了する場合があります。Googleサービスがサポートされていない中国は対象外です。
※12 日本での販売は未定です。(2025年12月2日時点)
<主な仕様:「Samsung Galaxy Z TriFold」>

製品 > スマートフォン
ダウンロード
-
Samsung-Mobile-Galaxy-Z-TriFold-Next-in-Mobile-Evolution_main1.jpg
-
Samsung-Mobile-Galaxy-Z-TriFold-Next-in-Mobile-Evolution_main2.jpg
-
Samsung-Mobile-Galaxy-Z-TriFold-Next-in-Mobile-Evolution_main3.jpg
-
Samsung-Mobile-Galaxy-Z-TriFold-Next-in-Mobile-Evolution_main4.jpg
-
Samsung-Mobile-Galaxy-Z-TriFold-Next-in-Mobile-Evolution_Thumb728.jpg
お問い合わせは Samsungカスタマーサポートセンター < samsung.com/jp/support > まで。
報道関係・メディアの方のお問い合わせ・取材のお申し込みはSamsung PR担当 < sej.press@samsung.com > までお問い合わせください。